今回は豪華客船。豪華っつっても割とこじんまりした船で、ナイル川をセレブ達だけで優雅にクルーズしていく。途中チケット云々と言ってたけど、いくらなんでもそこは貸切のはずでしょうよ🫤
前半長すぎじゃんー?と思ったけど、今作のテーマである「愛憎なると巻き🍥」のドロドロを考えると、これくらいじっくり描きたいのは納得✨前作のオリエント急行に足りなかったところかな。
なんとなく予想しやすい展開だけど、登場人物全ての聴き取りに忙しく、私も必死に(付け)髭を撫でながら推理する🥸
そしてやっぱり予想通りという。
まぁ愛憎劇に満足できたので…そこはヨシかな。
ラスト、ポワロの哀愁感は余計な気もしたけど、カトリーヌのエピソードは結構好きだったりする。
そしてここまで2作観て思ったのは、このシリーズでは世界中のアガサ・クリスティ愛読者を納得させるのは難しいのだろうな〜、ということ。
映画として観やすいように改変されているようだし、ポワロの人物像も原作とは違うっぽい。私はケネス・ブラナーのポワロもチャーミングで好き😁
ある意味エンタメに振り切っているので、私のように原作を知らなくて単純に映画作品として楽しむ層なら、そこそこ満足できるんじゃないかと思う。
ここまできて、アガサ・クリスティの小説はどんな感じなのかとても気になる。
もっと人物が深掘りされてるの?ミスリードが完璧なの?情緒豊かで感情移入しやすいのかな?その全部?(←はよ読め)
豪華客船のセットや、ブルースを歌い上げて30年代を盛り上げる雰囲気はとても良かった🛳✨
ただ、船もピラミッドも遺跡も全体的に美しすぎてリアリティはない。できれば映画館で体験したかったけど。
ガルさんはセクシーで見惚れてしまう。でもあの役柄とはお友達にはなれない。みんなどうしてお友達ですか🤷♀️
夫を演じるアーミー・ハマーも最近は色々あったようだけど、しっかり立ち直って欲しい。『ホテル・ムンバイ』の熱演も良かったし!
さて、ベネチアの亡霊を映画館で観られる日を調整できるかな🤔