このレビューはネタバレを含みます
ニコール・キッドマン主演であり、当時ニコールの夫トム・クルーズが制作指揮の作品。
内容としては、夫の戦地からの帰還を待ちながら、2人の子供と巨大な屋敷に暮らすグレースは、日光アレルギーの子供達と閉ざされた生活を送っていた。
ある日、使用人の3人が来た事で、以来怪奇現象が起こり始める、というもの。
終始、暗い雰囲気と悲しい感じがあった。そして何よりも不気味。じわじわと来る恐怖が印象的でした。
グロテスクとか、ビックリ要素などもないが、ホラー映画とはこのことだと感じた。
最後に視聴者を騙す所はどんでん返しでもあり、そこに行き着くまでが本当に上手かった。視点が全部ひっくり返る所がこの映画のポイントかなと感じだ。
そして、最後は悲しさと切なさが残るシーンは、「シックス・センス」を思い出させる。「シックス・センス」と同じくらい名作かも知れない。
未だにこれだけの伏線があったのに気付かない僕はアホです笑笑
死んだ人間を写真に残す「死者の本」にはゾワッとして鳥肌立ちました。
ホラー映画で、悲しみと切なさが残り、どんでん返しがあり、「シックス・センス」と並ぶトリックホラーでした。
そして、104分間、長身美女ニコール・キッドマンがずっと美しかったです。狂気じみた演技が素晴らしい。