まーさん

PITY ある不幸な男のまーさんのレビュー・感想・評価

PITY ある不幸な男(2018年製作の映画)
2.5
「同情されたい気持ちは中毒になる。」

こう言う人、周りにいませんか?
①周りから心配されたがる
②自分の不幸話をアピールしてくることが多い
③目立ちたがり屋でオーバーリアクションが多い

周りから同情され、特別扱いされる。さらには、優しく接してもらえたりする。それが中毒になると“かまってちゃん”の誕生である。そして、この映画の主人公もまさにそれである🤔

【概要】
・妻が交通事故で昏睡状態になり、周りから気を遣うような発言や差し入れをしてもらっている男。彼はその周囲からの同情、いわゆる特別扱いが快楽となっていた😅
・しかし、突然妻が目を覚ましたことにより、それまでの生活が一気に変わり、周囲から同情されなくなる😰
・男は再び同情されるため、自ら不幸を作り出そうと考えていたのだ…😱

【雑観】
◯同情されなくなった男の感情の機微
妻が目覚めたことによって、周りから気を遣われたり、優しくされなくなった男🙅‍♂️
嘘をついてまで「妻が昏睡」と周りに吹聴し、同情を得るようになる。ここまでくるともはや病気である🌀

◯妻の死に備える歌
息子がピアノで軽快な曲を弾いていると、あわれんでもらえないだろ←🤔とばかりに叱りつける。さらには、”妻の死に備える歌”をいきなり歌い出すのだが、病的な歌でしかも長いのだ…🥱
まーさん

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