フォロワーさんにオススメいただき鑑賞。
短編&長編の両方観ましたが、こちらの方が衝撃が強かったです。
21分という短尺にぎゅっとテーマが詰まっていました。
ラジ・リ監督の『レ・ミゼラブル』を彷彿させる作品。
差別主義者が狂信的な教えに感化されていく過程がよく理解できます。
後天的な教育や環境によって刷り込まれていったイデオロギーとは恐ろしいもの。
少なからず自分の中にもいわゆるアンコンシャス・バイアスが存在しているに違いないと思い不安になった。
「暴力には暴力を」と憎悪に満ちた思想を生んだ土壌が何だったのかが、この作品を観れば分かるかもしれません。
永遠に受け継がれる負の連鎖。
「人は変われるのか？」に対する答えは難しいですが、長編版も観ていただくとヒントが得られるかもしれません。
最近はアジア系差別も深刻化していますね、、日本人にとってもヘイトはもはや他人事ではない世の中。
