地球外生命体

JKエレジーの地球外生命体のレビュー・感想・評価

JKエレジー(2018年製作の映画)
3.2
群馬県桐生市の“きりゅう映画祭“の企画コンペで選出された短編映画を基に、新鋭・松上元太が映画化。地方都市で暮らす鬱屈した日々を打破しようと、逆境にもめげず突き進む女子高生の姿を描く。

2017年の「ミスiD」で入選した希代彩が映画初主演を務め、インディペンデント映画を対象とした米スカイダンス映画祭で優秀演技賞を受賞。

群馬県桐生市に暮らす高校3年生の梅田ココアは、学業は優秀だが家庭が貧しく、ギャンブル狂の父親と元漫才師でニートの兄のせいで将来に希望を見いだせずにいた。そんなココアには、学校とバイトの合間に「クラッシュビデオ」(ものが女性に踏み潰され、破壊されるさまを見て性的欲求を満たす目的で作られた動画)に出演しているという秘密があった。もともとは兄の元相方であるカズオに頼まれてはじめたことだったが、最近ではココア自身も、さまざまなものを踏み潰す感触に快感を覚えはじめていた。そんなある時、クラッシュビデオ出演が学校にバレてしまい、大学推薦を取り消されて学校にも居場所がなくなってしまったココアだったが……。

★スラムダンス映画祭2019
優秀演技賞(希代彩)
★第14回大阪アジアン映画祭 
JAPAN CUTS Award
★第52回ヒューストン国際映画祭 
GOLD REMI Award
地球外生命体

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