トムトム

GOZEN 純恋の剣のトムトムのレビュー・感想・評価

GOZEN 純恋の剣(2019年製作の映画)
2.0
舞台と映画を連動させる「東映ムビステ」シリーズの第1弾です。
出演俳優のほとんどが戦隊、ライダー出身俳優である事で大きなお友達やお姉様方に向けて作られています。

御前試合をテーマにしています。
登場人物のドラマを描いて最後は2人が御前試合で死合うという展開で主人公が凛之介でヒロインが八重、敵役が無明逆流れを使うので漫画「シグルイ」の原作である南條範夫の「駿河城御前試合」をパク……いやモチーフにしています。

「ロミオとジュリエット」的なお話です。

主人公が犬飼貴丈で敵役が武田航平の仮面ライダービルド組がメインなのでファンには嬉しいところです。

仮面ライダーレーザーの小野塚勇人とグラファイトの町井祥真のエグゼイド組や久保田悠来と波岡一喜のガイム組、元木聖也と松本寛也・菊地美香の戦隊組とニッチながら多方面のファンに対応しています。

正直ドラマパートやアクション部分のクオリティは低く役者陣のファンでないと厳しいと思います。
効果音のダサさは何とかして欲しい。

個人的に特撮ファンなので特撮作品のドラマ部分やアクション部分のステレオタイプな部分にはかなり忖度して大きな目で見ているだなというのが今作を観てわかりました。

ラストの久保田悠来の行動に笑いそうになりました。
真面目な顔で何を言いだすんですか貴虎兄さん。
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