もりりた

DUNE/デューン 砂の惑星のもりりたのレビュー・感想・評価

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)
4.0
皇帝の指示でアトレイデス家は砂の惑星アラキスを管理することに。以前管理を担ったハルコンネン家から突如の変更で、意図を掴めぬままレト公爵と愛妾ジェシカ、息子のポールがアラキスに移住。ポール暗殺未遂や生きる糧のスパイス採掘設備が不具合を起こす等怪しい状況を訝しむポール達。ある夜、悪い予感が現実となる事件が起きる。

超未来かつ砂の惑星が舞台という現実離れしまくり設定ながら世界観の作り込みが凄くて引き込まれた!未知の乗り物に建物、砂虫など迫力が強調されたシーンの臨場感が凄い!どデカスケールの映像だけでなくダンカンの男気やポールの決闘という感情激突シーンも印象に残った。長い上映時間だけど未来な世界観に十分浸れて楽しかったです。

馴染みない名前や用語が出てきて、かつその意味は話が進んで分かる展開で大変。とはいえ雰囲気さえ掴められば何とかフォローできる難易度で助かった。皇帝とハルコンネン・アトレイデス両家、秘密裏なベネ・ゲセリットに加え砂漠の民フレメンなど相関複雑かつ意図も見え難いがギリ付いていけた感じ。寄ってたかってアトレイデス家集中砲火な理由は謎のままで、誰が何目的で糸引きしているか気になる!

スターウォーズ的皇帝軍vs反乱軍的な流れも楽しみだし、ポールの穏やかじゃない予知夢がどう展開するかも気になる。楽しみなシリーズ物が出来て嬉しい!
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