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ザ・ブレイカー・アッパラーズ 別れさせ屋の私たちのdaiyuukiのレビュー・感想・評価

3.8
5年前、同じ男に二股を掛けられていたことを知ったメル (マドレーヌ・サミ) とジェン (ジャッキー・ヴァン・ビーク)。
苦い思いを味わった二人は皮肉にも親友となり、しがない別れ話の代行業"別れさせ屋"を結成。
30代後半となった今、ビジネスは絶好調。
決して私情を挟まず仕事に徹することでうまくやってきた二人だが、過去に精算したカップルの片方にばったり出くわしたことで、メルは良心の咎めを感じ始め、二人の友情には暗雲が立ち込める...。
「マイティ・ソー・バトルロイヤル」の監督タイカ・ワイティティがプロデューサーで、同じ男に二股かけられたふたりの女性の友情以上愛情未満シスターフッドを描く。
情に厚く世話好きなメルと男運が悪く悲観的なジェンふたりの友情以上愛情未満シスターフッドを、あけすけなガールズトークやセリーヌ・ディオンなどのヒットナンバーをストーリーの中で上手く使う絶妙な音楽のセンスやトンデモぎりぎりの別れさせ作戦など主人公ふたりを演じたマドレーヌ・サミとジャッキー・ヴァン・ピークによる脚本や演出で描く、ユルいポップなオトナのシスターフッド・コメディ映画として楽しめる。
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