みやび

ゴーストバスターズ/アフターライフのみやびのレビュー・感想・評価

3.9
元祖ゴーストバスターズを知らなくても楽しめるし、知ってればより楽しめる、懐かしさ溢れるエンタメ作品。
フィービーを演じるマッケナ・グレイスが可愛すぎ。チビ・マシュマロマンも可愛すぎ。


友達付き合いが得意ではなく科学が大好きな少女フィービー(マッケナ・グレイス)は、祖父が残した田舎町の古い屋敷に家族と共に引っ越す。

実は、彼女の亡き祖父イゴン・スペングラー(ハロルド・ライミス)は、30年前にニューヨークをゴーストから救ったゴーストバスターズの一員。

ある日、フィービーが床下にあった装置「ゴーストトラップ」を誤って開封し、ゴーストが町に解き放たれてしまう。

フィービーは祖父の意志を受け継ぎ、ゴーストたちを再び封印するための戦いに挑む。といった内容。


1984年に公開された最初のゴーストバスターズからすると相当進化したVFXに驚くが、80年代のハリウッド映画の雰囲気を上手く踏襲しているのがうれしい。

一緒に鑑賞していた中学生の娘は「Wiiにあったオバケのゲームにソックリ!」って言って喜んでいた。

「いや、オリジナルで元ネタがこのゴーストバスターズなんだよ」と教えてあげた。笑


本作ではゴーストバスターズ元祖メンバーが顔を揃えて出てくるところも胸熱ポイントだが、イゴン・スペングラー博士を演じ2014年に亡くなったハロルド・ライミスがVFX「デジタルダブル(CG置き換え)」の技術で蘇り、再び出演しているところがすごい。


そう言えばこの作品に出ているシガニー・ウィーバーがジェームズ・キャメロン監督の『エイリアン2』に出た時は衝撃で、そのカッコ良さに憧れた。


そういえば、『エイリアン2』公開当時、小学5年生。

なけなしのお小遣いをためて・・・というか僕は、むちゃ貧乏でお小遣いがなかったので、町中を回って自動販売機の下やゲーセンの下に落ちている小銭を必死に集めて友達と観に行ったのを思い出した。
(そこまで観たかった。)


劇伴はロブ・シモンセン。最近どころでは『アダム&アダム』。
盛り上げ方が上手く、音楽の雰囲気も各シーンにピッタリ合っている。

SEも面白く、ゴーストに合わせ音が360度から聞こえてくる。
各音の分離と迫力がすごい。こういう映画の音は音響好きにはたまらない。


冒頭でも述べたが、フィービーを演じているマッケナ・グレイスがとにかく可愛すぎる。

あまりに可愛くて、さらに小さい頃にマッケナ・グレイスが主演していた『ギフテッド』を立て続けに観てしまった。これまた天使レベルの可愛さだったが、ずいぶんとお姉ちゃんに成長したな~。。と、感動。
(作品自体もめちゃくちゃ面白いので、またレビューします。)

しかも、『ギフテッド』の劇伴も本作と同じ、ロブ・シモンセンっていうところがまたよい!


チビ・マシュマロマンがキュートすぎたので、フィギュアが欲しい。
子供の頃は何も買えなかったが、今なら大人買いできる。笑

大人買いと言えば、映画関係のフィギュアや劇中に出てくる車の模型なども、最近、無性に欲しくてよく物色している。


ゴーストバスターズは来年3月に続編『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』の公開も控えているので、これは劇場に足を運ぶしかない。
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