人間と人間以外。
この星の上で人間は頂点にいて独裁者として振舞いすぎているんじゃないかと、最近とても興味があるテーマです。
かといって、人間全てが独裁者でもない。人間以外がすべて肯定されるものでもない。ああややこしい。
見た目の醜さで虐げられることが多かった主人公ティーナが自分の居場所を見つけた時のあの活き活きと森の中を駆ける様はまさに「生きる」ってこういうことだと理屈抜きに感じた。自分はちゃんと生命を生き切れているのかなぁと問いが溢れ出てくる。
現代人はあまりにも色んな属性がたくさんありすぎて、がんじがらめになって、生きる歓びを意識的に存分に味わっている人って今どれくらいいるのかな。
原作者が「ぼくのエリ」とおなじスウェーデンのスティーブン・キングと称されるヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト。
ぼくのエリはマイベスト5には入るフェイバリットムービーで少し同じ匂い嗅ぎ取りました。うん大好きです。