これは面白い!
独特の世界観と広大なアイスランドの大自然の美しい風景。
そして、めちゃくちゃキャラ立ちしてる個性的な主人公と登場人物達。
そして何が面白いって、見えるBGM楽隊🎹🥁🎷と民族衣装を着た女性コーラス隊の存在‼︎🤣
ストーリーに合わせて何処にでも待ち受けていて、
何食わぬ顔で演奏し、笑顔で歌う彼等。
決して見えない存在的な設定でも無く、
登場人物は彼等の姿に驚き、二度見したりもする😁
しかもBGMの合間にはスマホでTwitterをしたりタバコを吸ったりと、ゆる〜く休憩タイムを満喫するBGM楽隊😂笑笑
そして運の悪い旅行者が可哀想だけどめっちゃ笑える🤣
ここからは真面目に😤
🌟ストーリー🌟
主人公のハットラはアイスランドで暮らす一人の女性。
ある時は合唱団の講師。
またある時は、『山女』と名乗る謎の環境保護テロリスト😳
広大な土地にそびえ立つアルミニウム工場🏭の環境汚染に怒り、
独りテロリストの山女として破壊活動を繰り返す日々🧨💣🧨
段々過激になるハットラのテロ行為に、CIAや特殊部隊まで登場して、
国を挙げての大騒動に発展してしまうのでした…。
破壊行為をした後にヘリに追われ羊の皮を被って逃げるハットラの姿や、
牧場の従兄弟まがいのお爺さんに助けて貰って車で逃して貰うシーンとか、
ほっこりユニークで好きなシーンです🤗
壊されて行く環境を守る為、
独り立ち上がりテロ活動をするハットラの力強い信念に、グッと惹きつけられます❣️
"子供達の代になってからでは遅過ぎる"
だから今行動を起こさなければいけない!
と言う山女の怪文書からも、
ハットラの思う、本当に今大切な事、未来へ向けてしなければいけない事が伺い知れます。
作品では分かり易くテロとしてはいるものの、
どんどん機械化が進み、都市が発展し、
環境汚染が広がる中、
ただ指を加えて見ているだけでは無く、
何か自分の出来る事を行動すると言う大切さを、
ハットラから教えて貰った様な気がしました。
めちゃくちゃ真面目なテーマを扱いながら、テロ行為と言う過激な手段と、
独特の世界観と、おとぼけBGM楽隊、
そしてたっぷりのユーモアと言うミスマッチ感で、
何とも言えない癖になる様な、不思議で魅力的な映画でした💓