話としても面白かったんだけど、映像、演出、音楽、ファッション、色調、映画全体を包む空気感が2000年代の平成日本文化に与えた影響なものすごく大きいのかなとおもった。
例えばアメリとかウェス・アンダーソンとか、オシャレ映画の代名詞だったのかな。
ただ、空気感という面でその強い魅力を持った映画ではなく、ちゃんと話も面白いところがよかった。
ローラのと彼氏のベッドでの会話。
「もし俺が死んだらどうする?」
というめんどくさい質問に「絶対死なせない」という返事が最高にすきだった。
現実にどうこうじゃなくて、こういう答えでいいんだなと。