「近年で最も斬新で最も怖いホラー！」
「傑作！2分で目が離せなくなる！」
「ママが殺しにくる。」
うーん、パッケージ詐欺かしら。全然怖くない。しかもママは当たり前だけど殺しにこない。
「パンズ・ラビリンス」のような(チョークや過酷な環境)、「スタンドバイミー」(友情、青春)のような…色んな映画に似てるけど。
期待値を上げなければつまらない作品ではないのだけれど、正直わたしはこのストーリーにホラー要素が入ってることが途中から鬱陶しくなってきたんだよね。
もはや、これはこれでドキュメンタリー映画みたいに「過酷な現実を互いに助け合って生き抜く青春ドラマ」みたいに撮ったほうが好きだったかもしれない。笑
なぜなら、人間(というかギャング)の方が残虐だから、ホラーとして化け物を怖がりたくて見たのに萎えるわけよ。化け物どもがチープで全然怖く感じないというね。
メキシコホラーならメキシコの都市伝説を題材にした「ラ・ヨローナ〜泣く女〜」とかの方がちゃんとホラーを楽しめた気がする。(あ、でもアメリカ制作だった、しかも死霊館シリーズのやつ)
うん、でも子どもたちが可愛かったからいいや。ホラーとしては物足りなかったです、はい。
