このレビューはネタバレを含みます
いやーーーーー
もう全く納得できないーーー!
あまりにも喪失の多い人生を送ってきたワンダが魔法で作り上げた理想の世界に暮らす、というストーリーにワンダビジョンで舵を切った以上、その幸せをある程度肯定してあげてほしかったというのはワガママなのかな...??
期せずして手に入れた強大な力を上手く制御できず、不安定で繊細でヒステリックで、という精神疾患のメタファー的な部分も持ち合わせていたワンダに対する仕打ち、酷い。完全に "悪" の扱いをされていて見てられなかった。
別の世界線のワンダは子供たちと幸せに暮らしているよ、ワンダの苦しみを分かってあげられるのは別ワンダだけだよ、って、この世界線のワンダの物語を追ってきた者としてはあまりにもアレな終着だなと感じてしまう。
あとヴィジョンに関してはセリフでの言及すら無い=ワンダビジョンからの一貫性も無いというか、ワンダが「子供さえ取り戻せばそれでいい(ヴィジョンはもう亡くなっているのでどうでもいい)」という浅いキャラクターにうつる描写なのも残念だった。
の割にはワンダビを観ている前提のストーリーになっているので、監督の「ワンダビ要所要所しか観てません!」発言には「???」だし、、、(鑑賞前にその記事を読んだので鑑賞中「でしょうね...」としか思えず)。
それで言うと母親2人を殺してしまったと罪悪感に苛まれるチャベスに自分を重ねることも同情することもせず平気で手にかけようとするスカーレットウィッチ、とかも。
不満点全部書いていたらキリがない。。。
ナターシャの退場然り、「原作がそういうストーリーだから」は分からなくもないけど、今そのまま映像化すべき物語なのかは考えてほしいなー...... 。
チャベス大好きチャベス🇺🇸
見覚えのあるお顔、、、と思ったらベビーシッターズクラブのドーン!
ストレンジ先生は正直あまり好きになれず前作もMCU単発作品で1番ハマらなかったけど、この映画で好きになれた気がする。