ねむ

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネスのねむのレビュー・感想・評価

4.3
あああああ
私にはホラー枠でしたよー!!
なんか名前聞いたことあると思ったら死霊のはらわたの監督じゃないかよー!!
そしてワンダビジョンまだ観てないのにこれ観た😃

marvelの中ではドクターストレンジの世界が1番好きな上にワンダ推しの私は多分2年ぶりのシネコン復帰作品を突然これに決めました。
(シネマイレージの有効期限が1年更新しないと期限切れになり、更に1年更新しなかった場合そのカードは停止することを今回学んだ。

コロナの自粛が私を映画館からかなり遠ざけていたことを実感。小さな映画館には数回行った気がするけど、以前は毎月毎週行ってたことを考えると、これまでよくサブスクで映画欲を収めていたものだと思う。

ここ1年くらい狭い水槽の中で熱帯魚がいがみ合うように、小さな職場でターゲットになっており、仕事が終われば気持ちを切り替えられるようになっただけ自分もそこそこ生きてきたなと思いつつ、たまには暗い気持ちでやっと週末にたどり着く日もあるわけで。

色んな宇宙がある。
(既に発想が地球規模から宇宙基準になっとるのスゴい
それぞれの宇宙で生きる自分がなぜか辿る同じ過ちもあるし、これまでと違う選択をする瞬間もいつか訪れる。

ギャー!!と叫びそうになったり、飛び上がりそうになる場面をこらえた先に、なんで私を泣かせるんだよ。
ありがとう、私は多分泣きたかった。

ワンダの悲しみの深さを何度も考えたし、スティーブンの本当の気持ちにも身に覚えがあるよ。

これ、音響抜群のとこでもっかい観たい。
この没入感、思い出させてくれてありがとう。
ちょっとクスッとする場面で笑うこともできたし、もしこんな世界があったならと空想する事で自分の心を解放することもできた。
何よりどんなに魔法や宇宙や様々なスーパーパワーが登場したとしても、鍵を握るたった一つのアイテムは私の大好きなものだった。(どこからネタバレなるのかわからんので伏せてみた。

そう、いつだって人生を生きる時自分を戒め、気づかせ、成長させてくれる鍵はアナログなアイテムだったりする。
そこがとても気に入ってる。

素晴らしかった。私はこの映画好き。
そして4日から上映されたのになぜ3日でパンフレットが完売するのか。
売ってくれ。
ねむ

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