大企業に勤め安定志向で手堅く生きるOLが、奔放で才気あふれる大学生起業家との出会いで変わっていくという、女子2人のバディもの。
ただADHD気味な型破りの天才という役作りかもしれないが、雑な動きと厚底靴でドンドン音を立てて歩くのがひどく耳障り。加えて情緒不安定と思いつきのアイディアによる周囲への無茶振りで、イラッとさせられて話に入り込めない。
また自分でコードが書けないのに、やたらエンジニアに偉そうなのはアウト。実際やったら「ならお前が書け」で辞められて終わる。作中でも実際辞められてたけど。
制作側はスタートアップの開発を、外注で何とかできるものと思ってそう。
得るものがあったとしたら営業のシーンで、動くものがなくて資料だけで熱心に売り込まれてもどうにもならないなと客観的に見られたところくらい。あともちろんそれだけではダメだけれど、勢いや熱意が人を動かす面もあると思えたこと。