ジャッキーケン

ハイ・フライング・バード -目指せバスケの頂点-​​のジャッキーケンのレビュー・感想・評価

2.0
純粋につまらない
今年ワースト候補

NBAを題材にしたビジネス映画でロックアウト中が舞台になってるから劇中でNBAやバスケをするシーンが1ミリしか出てこない

だからアンクルドリューみたいなガッツリバスケ映画というものを期待して見ると超ガッカリする

アンクルドリューでも現役の選手やレジェンドが出演してレジェンドと現役のスーパープレーの共演でファンを喜ばせてくれる。

本作でもNBAファンを喜ばせる要素はある。今を輝く若手選手がルーキーだった当時を振り返るシーンで
ユタジャズのエースドノバンミッチェル

高身長でスリーもインサイドも攻められるオフェンスのオールラウンダー
カールアンソニータウンズ

今はそんなにときめいてないレジージャクソン

この3人が役者よりも光を輝かせてるし随所に挟まれる振り返るシーンの方がよっぽど見応えがある

肝心の映画はドラフト1位の選手がロックアウトによって同期でチームメイトとの関係が泥沼化していくのをアシスタントと一緒に金儲けの好機に変えて行こうとするビジネス中心のストーリー

面白味のない会話
ビジネス映画だけにマネーショートみたいにひたすらアシスタントがビジネスの世界NBAでのし上がるために野望を語ったり、打開策とか、まあビジネス映画っぽいんだけどこれがなんの面白味がない、ただ俺がバカなだけなのかもしれないけど超分かりやすいビジネス成り上がり映画だったウルフオブウォールストリートは底辺から金持ちの底辺に辿り着くまでのサクセスストーリーが超面白いしそれこそ賛否両論のマネーショートなんかもアダムマッケイなりのジョークと裸のマーゴットロビーを見るだけでビジネスのことがてんで分からなくても絵的な面白さがあったけど本作はその絵的な面白さが0!皆無!

主人公のアシスタントがやりたい事は分かるよ!これ実話なの?実話にしても脚色とかなんかして面白くさせようってのが全く感じられないし低予算丸出し感が凄い
低予算なりにも面白くしようとしろよ!!

選手への権利が厳しいNBAをとあるアクシデントからそれを武器にして一獲千金するってやろうと思えば面白くなる題材なのに勿体ない

あ、これNetflix映画かと途中我に帰った

監督はスティーブンソダーバーグでオーシャンズシリーズは好きなんだけど
単作は駄作率高い
本作はNetflix絡みなのかソダーバーグのやる気が全く感じられず久々に声出してつまんなって言った映画

タイラーレイクが超良かったのに対して本作は真逆といった感じ
良いのもあればマジで頭大丈夫か?この映画レベルでクソ映画もあるのがNetflixオリジナルの魅力だよね