えりみ

WALKING MANのえりみのレビュー・感想・評価

WALKING MAN(2019年製作の映画)
4.0
和製『8Mile』や
和製『ゲット・リッチ・オア・ダイ・トライン』を期待してる人は
ANARCHYの自叙伝「痛みの作文」📕をどうぞ。
ホンマは
米国人が作った密着ドキュメンタリー『DANCHI NO YUME』がみられた一番エエんやけど
絶版ぽいのよね📀
abemaもっかい配信してくれへんかな、
わしも観てないのよ😥

初めて利用した此処の劇場には
撮影衣装やエアジョーダン👟が飾られてた😌

「ジョーカー」観た時に感じたのと同じで、真にこの境遇に共感出来る人は
映画なんか観る余裕無いんやろうなと思う一方で、
こういう世代にこそ観て欲しい❕
って思うティーネイジャーに囲まれて(囲まれては言い過ぎか)
鑑賞🎥するのちょっと照れ臭かった😅けど、
意外と地に足が着いた映画を作っていて(スプレーのオープニングとビートで揺れるエンドロールはご愛嬌)好感😊
撮影は大ベテランの芦澤明子😲(ドラマ版宮本から君へも撮ってる)
撮影10日間ですって😲😲

HIPHOPに馴染みがない、
これきっかけでラップに触れるコ達を対象としている印象。
ベースボールキャップ、
パーカ、
スニーカー、
ゴールドのチェーン。
時代遅れのウォークマンを手に、
見つけた夢に向かって一歩ずつ歩き出す不器用な主人公に野村周平。
偶々直前にみたのが
「純平、考え直せ」やったからギャップが凄かった😎
ラッパーに主役やらせんで正解😉
このテーマならラップが上手い必要ないし
野村君自身が
「ANARCHYの真似が一番上手いのは俺」て豪語するだけあって、
最後のPromiseの一声目はモロANARCHYやった😄
後はちゃんと❓修正してたし拙さも演技か😋
ラストはまんまと泣かされたなぁ😢

1年後の成果はワンマンではなく、
MCバトルを続けて出来た仲間が与えてくれたチャンス「今度一曲歌ってみるか?」に脳内変換😌

ICONIQて知らん間に坊主頭のミュージシャンやめてたのね🙄
見違える姿で名前も変わって登場😍

浜ちゃんに可愛がられてたのに
何かで見いへんようになった石垣佑磨も登場😮
手下のボコりシーンが手加減し過ぎで
あっこだけ萎えたなぁ😑
イマドキ珍しく借金してても中華奢ってくれるエエ先輩の見せ場⁉やったのに😏

川崎ロケしてるけど中華大三元、
あの店は新小岩アルヨ🥟😋



私がラッパーのANARCHYを知ったのは10年くらい前。
偶然youtubeで「Fate」のPVを見て。
気になって調べたら
向島団地育ちと知り震えた記憶😱
そっから好きでチェックしてる♪
あ、東京のむこうじまとは違うのよ、
場所も読みも🚬
そんな彼が現在ヤンマガで「ノイン」連載中の漫画家高橋ツトム(友人なんですって😨)に
「俺、映画作りたいんです!」って相談したら
「ハァ⁉…よし!」って始まった企画なんやって😲

川崎工業地帯が舞台で
T-Pablowが出てきてBADHOPも流れるとなりゃ、
ANARCHY / Where We From feat. T-Pablow
的ムービーを期待した人がガッカリするのも無理ないし、
ハイローMIGHTY WARRIORSのスピンオフを期待した人がおるかも知れへんけど😏、

自分が監督する映画で
HIPHOPの格好良さや
自分を売りたかったわけじゃなかったてコト。
その路線の方が絶対売れると分かっていても
avexは口出さんかったってコト。
そういうANARCHYに
力貸してやろうって仲間が
映画を作れるぐらいおるってコト。
人間的魅力の賜物😌

理不尽な「自己責任論」で声を上げられない人達、
夢が見つからず下を向いて立ち止まってる人の為に作った映画。

警官はまああんな感じで文句無いけど、
ソーシャルワーカーについては
最近1年で3つの病院で立て続けにお世話になったどの病院の若い子もベテランも
全員非常に親切にして頂いて助かったので、ほっしゃんみたいな人ばっかりちゃうYO
と申し添えて〆😊
えりみ

えりみ