Monsieurおむすび

アジムの母、ロナのMonsieurおむすびのネタバレレビュー・内容・結末

アジムの母、ロナ(2018年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

イスラーム映画祭7にて

イランで暮らすアフガニスタン難民のアジムは、弟ファルークとその家族、年老いた母ロナがドイツへ亡命できるように手配していたが、直前でファルークがロナを置いていくつもりだと知る。
同じくしてロナが病気で、寿命が迫っていることも発覚し憔悴し切ってしまう。

紛争により祖国を離れ暮らす異国の地で、尚、苦境に立たされる難民たちの哀切や、運命を受け入れる敬虔さ。
それをイスラム社会特有のことではなく、家族愛を通して普遍的な価値観として静かに描いた寡作。
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