ジャイロ

バグダッドの盗賊のジャイロのレビュー・感想・評価

バグダッドの盗賊(1940年製作の映画)
3.8
セットっぽい

すごくセットっぽい

でも面白い

悪い魔法使いのジャファル、若い王子とお姫様、ジーニーと天駆けるネジ巻きの馬、そして犬。この犬、かわいい。

考える暇を与えてくれない前半も良かったのですが、特に後半からのめくるめく展開がもうね、とんでもないの。


後ろの人などいない!!青の銀人形!!

ソロモンの置き土産、ウィル・スミスもびっくりするぐらいの赤いオムツはいてる!!!

からの千里眼

どういうこと?

なんだか楽しいぞ

でも三つの願いって難しいよね

気づいた時にはもう手遅れになります。

そう

絶対絶命のピンチ

またか

さっきもやったよねそれ

もうこんなんばっか(笑)

その者、青き衣をまといて金色の野に降り立つべし…的な超絶展開が私の想像を遥かに上回ってくる。これ「考えた人すごいわ」の食パンみたいに空とぶ例のアレ。何でもアリなのかな?豪腕にも程がある。ここ最近観た映画の中で、抜群にイミガワカリマセンデシタ。

ぶっとびすぎ

4000年とか…

どういうこと?(笑)

でもいいんです。楽しいから。

ラストシーンがいいですね。気付けばニコニコして観てました。


この映画、淀川さんオススメの『バグダッドの盗賊』だと思ってました。だって、淀川さんのオススメがズラリと並ぶ渋谷遺産コーナーに置いてあったんですよ。でも監督が違うんだなあ。本当に観たかったのは、1924年のラオール・ウォルシュ監督のやつでした。でもこれ、レンタルしてそうにないな…買うか、どうしようか。ぐぬぬぬ…