謎の組織主催の理不尽な脱出デスゲームに参加させられる主人公達が、知力と体力を駆使して時に争いながらも助け合う姿に、なんだか既視感あり。
謎の組織は特に背景を作品の中で明かされないまま、デフォルトで膨大な資金力や技術力を持ち合わせ、ちょっと非現実的な中二病的なステージをいくつも用意し、主人公達を追い詰める。テンポよく次から次へと新しい謎解きの課題が出て、主人公の仲間もサクサク死んでいくので、見ていて飽きない。
フィクション故のご都合主義はあるものの、ハッピーエンディングではなく、謎の組織のシナリオどおり踊らされていることが分かるちょっと絶望的で次につながる結末は良かった。
