しか

キャッツのしかのレビュー・感想・評価

キャッツ(2019年製作の映画)
2.2
キャッツじゃなくて
キッッツでした

評論家いわく
「0〜5点で点数をつけるなら玉ねぎ」
ネコに玉ねぎをあげたらいけないんですよね
この映画……マジで玉ねぎじゃん

評論家からボロクソに言われもはや大喜利と化したレビューが立ちはだかるなか、
怖いもの見たさで観ましたがほんとに怖かった

トムフーパー監督の『英国王のスピーチ』『レ・ミゼラブル』は好きなんですけどね、、

好きな人がいたら申し訳ないのですがボロクソに言います、、、

音楽はいいのがあったりそうでもないのがあったりして、一番最初の曲とか○○○○キャッツと○○○○ダンス?とかなんたら言ってて全然頭に入ってこなかったし(たぶんビジュアルのせいで頭バグってた)
キャラクターが出ては歌って
歌い終わったらまた新しいやつ出ては歌って、、
あ〜疲れる〜〜
『メモリー』はよかったです

ミュージカルってそういうもんじゃんって言われたらそうなんだけど、歌とビジュアルが美しいから心を動かされるんだと思います
マジでキツすぎて途中から背景見るようにしてたけど、背景は結構よかったです、スケール感がネコ目線っぽくて
でも背景はネコ目線のくせに小物がネコスケールなのが???って感じでした
本物のミュージカルもこんな感じなのかね、、

立川シネマシティで観たのですが、
スクリーンから出た時に1階のカフェで『ラ・ラ・ランド』のサントラ流れてて、同じミュージカルでもこんなに差ができるのかと思いました

2番目くらいに出てきた太ったネコ(結構いるか)のネズミとかゴキブリ出てくるとこはマジでキツすぎて無理でした
そもそもそのデブネコが出てきて
ピチピチのスーツに毛皮つけたみたいな感じで
足開いたり人間で言う太ももの内側掻いてるのも
フォルムが人間なのに猫の動きっぽいのしててキモいな〜って思ったのに
ネズミも顔は人間だしなんかCG雑っぽくて奇妙すぎたし
ゴキブリも顔が人間だし、そもそもゴキのフォルムがキッツいのにそれが二足歩行で大群で歩いたり飛んだり猫に食べられたりとか本気で拷問かと思った

グロとかホラーとかある程度耐性ついてきて、
映画館で目を背けることとか無いのですが、
ゴキのとこは本当にキツすぎて初めて目を背けました
今までで一番グロくてホラーだった
低気圧のせいで少し頭痛かったのに上映終わったらさらに頭痛くなりました

猫の格好をした人間が猫の動きを大群でやってて
嫌悪感というかなんかゾワゾワとまんなかった
なぜかリメイク版サスペリアのダンスしながら
体がぐちゃぐちゃになるやつ思い出したな
そっちはすげ〜って観てたけど、『キャッツ』はなんかうげ〜って感じ、、、

ヴィクトリアがゴミ捨て場に捨てられたところからストーリーは始まりますが、
金のかかったゴミ捨て場を終始見せられた気分でした
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