自分的にはテーマ性より迫力ある絵を楽しみにしてるので、あまり気にしてはなかったが…
ゴチャついてる感は凄い。
難解じゃなくて、“何がしたいかよく分からない”脚本。笑
途中からも「あれ?俺『ミッション・インポッシブル 』観に来たんだっけ?」
…てなりました。笑
しかし『M:I』より脚本の構成がしっかりしてる訳もなく…。
正直、エンディングが流れ始めた時に少し眠くなりました…。(^^;
色んなアクションてんこ盛りで色々やりたいんだろうな〜感は伝わって来たしそれはそれでこちとらまま楽しめましたが、「これは酷い」となる人も居るだろうなと思えるし理解できるのが正直なところ。
恐竜映画なのに恐竜より“イナゴ”の大群の方が印象が強いのが正直なところ。
虫が苦手な人は阿鼻叫喚な絵面が出て来るので注意が必要だなと思うのが正直なところ…。
2年くらい前に東アフリカで発生した大量のバッタによる数万ヘクタールの耕地・牧草地が壊滅した蝗害(こうがい)事件を嫌でも意識しましたね。笑
直前に『ジュラシック』シリーズを全部復習しといたんで、アラン・グラント博士が出てくるシーンは感動しました!(カッコ良いオジ様になっとる)
旧キャスト達はお歳を召してらっしゃるから、アクションは控えめ。また【パーク】勢、【ワールド】勢の双方で話が進んでいく感じは熱いし楽しめた!
しかしキャストも多いのでドラマパートが多く、長く感じてしまうのも事実。
詰め込みすぎて脚本の軽薄さが目立つのも個人的には事実。
“新たなる支配者”とは…?
そもそもなんで“アイツ”は助けてくれたの?
グラント博士、管轄外の話じゃん。なんで連れて来たの?
絶対死なない主人公補正感が凄くて緊張感ない!
でも自分的にはそれなりに楽しめたのも事実!
そして迫力もあったし良かったが、ゲームの『ディノクライシス』感が強い今作。そして恐竜が人間の兵器化してるシーンが多くて、シリーズ通して人間達がパニックになって恐竜に食べられるといった醍醐味の演出が全く無いのも致命的にどうかと…(正確には全くではないが、過去シリーズで1番印象的なシーンが少ない)
最後に個人的に最大の減点ポイントとして。
シリーズ今までエンディングで流してきたジュラシックシリーズのテーマ曲をここにきて流さないのは非常に残念でした。(劇中の随所にさわりだけ流れるシーンはある)