アリカワ

ラブ&ドラッグのアリカワのネタバレレビュー・内容・結末

ラブ&ドラッグ(2010年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

パーキンソン病の患者の会に出席した後の2人のすれ違いがリアルで切ない。
そこまで覚悟ができてなかったと思い知ったジェイミーと、ようやく少し前向きになれたマギーと。

いつもならジェイミーから愛してると言ってマギーに嫌な顔されるのに、珍しくマギーから愛してると言った時に、僕も と返せなかったジェイミー。その後(主に自分のために)治そうと方法を探すところとかもリアルで切ない。

2人とも全然素直じゃないけど、なんだかんだ真剣な付き合いを求めているマギーと、なんだかんだ真面目なジェイミーと、相性よかったんだろうな。最後結ばれてほんと良かったよな。

「僕には君の支えが必要。君も僕の支えが必要。誰しもが誰かの支えを必要としてる。」みたいな言葉、すごくよかった。

人の支えなしに生きていけなくなることにマギーは引け目を感じてるけど、そもそも支えなしに生きていける人なんて1人もいない、そういう意味ではみんな同じなんだな、と私も気付かされた。