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ハッピー・デス・デイ 2Uのccdfilmsのレビュー・感想・評価

ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)
2.0
続編。前作を観ている事が前提かも。
ループを抜け出した主人公ツリー。時を同じくして、恋人カーターのルームメイト、ライアンにも異変が起こり始めた。ツリーと同じくマスクを被った何者かに殺害され、同じ日を繰り返すようになる。混乱するライアンだが、ツリーはすぐに事情を察知し一度抜け出した経験からライアンを守りながらループを抜けようとする。今回は多人数で動きすぐに犯人を捕まえる。だがその正体は…。

導入からはライアン中心の一作目のサイドストーリーように思うが、すぐにツリー中心の正統な続編になる。そもそもなんで事件が起こったかの掘り下げであり、1・2と合わせて一作の映画のようなストーリー。
バックトゥザフューチャー2のオマージュも感じる。一作目の本筋でない原因や周囲の人物掘り下げで時間を食っているだけで、前作の主人公の成長や周囲とのチグハグなコメディ調のやり取りはやや薄い。少し蛇足感は否めない。
ラストはまぁ有りがちなお約束的で終わるが、今回のように新鮮味がなくなるならもう続編は不要かなと思った。
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