実は結構良質なアクション映画を最近出してるベトナム映画の一本
ニックチョンと西島秀俊を足して割ったようなリーガイの監督主演作
なんか二作目らしいが特に問題なく見れた
映画製作の資金繰りのために闇の仕事を手伝ったら巻き込まれて…というお話
アクションシーンにも言えるんだけど微妙に盛り上がりどころが分からないような分かるようななんとも言えない感じ
なんでわざわざ不利な状況になると分かってるのに敵に象牙を渡しに行ったのかなど気になる部分はいくらでも出てくるが、味方サイドに死人が出なかったのはいいと思った(意外と大事
アクションシーンのテンポ感や立ち回りは結構いい(ホントに技かかってる?ってのはあったけど
でもイマイチアクションの起伏(盛り上げどころ)が感じられないのが残念だった
やっぱりラストは主人公とラスボスのタイマンとかを見たかったのに緊張感のない爆弾解除と合成感バリバリのカーチェイスで誤魔化されてしまったのが悲しい
アクションのレベルは決して低くないのでカメラアングルとかテンポ感とかを工夫すれば今後ベトナムアクション映画は大化けするかもなと改めて感じたりはした(ハイフォンとか
傑作ではないが見どころはちゃんと用意されていて90分なのでそこそこは楽しめる一本