アピチャッポン先生の不思議な短編。
森の中。ベッドでブルーの毛布をかけて寝ている中年の女性。雑音や、犬の鳴き声が聞こえている。
屋外には大きなロールスクリーンに描かれた風景の絵が立ててあり、ロールアップするとその下に別の風景の絵が出てくる。（このロールアップ&ダウンが繰り返される）
女性は不眠症なのか、目を開き寝返りを打つが、焚き火の炎が胸のあたりに燃え始める。（多重露光）
炎及びその音は徐々に大きくなり、屋外、ロールスクリーンの絵、そして女性の上半身で激しく燃えている。
2種類の風景や燃え上がる炎は女性の夢の中なのか。。
Blueというタイトルの意図は？...
いいですね〜、観る者を困惑させたまま終わるこの感じ。笑
これは一体何なのか？と調べて見ると、
パリ・オペラ座が2015年〜展開する「3e Scène（トロワジエム・セーヌ）」というプロジェクトで、様々な分野のアーティストが参加し、ビデオ作品などを公開しているものの一つでした。
オペラ座にまつわるものや音楽、ダンスなどをテーマに制作されているようですが、オペラ座というお題からこの作品が出来上がるアピチャッポン先生の脳内、まったく読めません。笑;
公式YouTube及びWebサイトで公開されてます。
https://youtu.be/8Hk4zepxyoE
https://chezsoi.operadeparis.fr/videos/blue-apichatpong-weerasethakul
