フランスの名匠フィリップ・ガレルの息子で、俳優としてセザール賞に4度ノミネート、1度受賞したルイ・ガレルが監督・主演を務め、パリを舞台に1人の男と2人の女が織り成す不器用な恋の行方を描いたラブストーリー。
ジャーナリストの青年アベルは、3年間同棲した恋人マリアンヌから妊娠を告げられる。しかし子どもの父親は友人ポールで、アベルとマリアンヌは別れることに。数年後、アベルはポールの告別式でマリアンヌと再会するが、ポールの妹イヴからも思いを告白され、2人の女性の間で揺れ動く。
マリアンヌには、実生活でもルイ・ガレルのパートナーであるレティシア・カスタ。ヴィクトリアズ・シークレットをはじめ100以上の雑誌のカヴァーを飾り、ラルフ・ローレンやイヴ・サンローランなどハイブランドのモデルとして絶大な人気を誇り、その時代を象徴する美女を選んで作られ、フランス全土の市庁舎に設置されるマリアンヌ像のモデルにもなった女優。
2018年・第31回東京国際映画祭「ワールド・フォーカス」部門で、「ある誠実な男」のタイトルで上映。
★2018年サンセバスチャン国際映画祭
脚本賞
★2019年ミュンヘン映画祭
Margot Hielscher Prize
★2019年トランシルバニア国際映画祭
審査員特別賞
★2019年ブエノスアイレス国際インディペンデント映画祭
監督賞
【原題/L'homme fidèle】
貞潔な男、誠実な男