英語での原題は『A Faithful Man』
『ある誠実な男』というタイトルで東京国際映画祭で上映された作品。
『パリの恋人たち』よりも原題のままの方がしっくりくる内容でした。
恋人のマリアンヌから突然友人ポールの子供を身籠ったと別れを告げられたアベル。数年後、ポールが亡くなったと知り、未練タラタラだったアベルはマリアンヌとその息子に会いに行くが…というお話。
なんとも面倒くさい人たちのオンパレード。
みんな一筋縄ではいかないんだもの。
もうなんなのよ！っていいたくなるくらい彼らに振り回されるんだけど、なんだか嫌いにはなれない。好きにもなれないのだけれど。
そんな面倒な彼らのおかげで、結構予想外の展開を楽しめました。
それにしてもマリアンヌと息子、捻くれ度合いが突き抜けててまさに親子よね…
ジョニデとヴァネッサの娘のリリー＝ローズも出演。両親それぞれに似てますね。
