西田千夏

虐待の証明/ミス・ペクの西田千夏のレビュー・感想・評価

虐待の証明/ミス・ペク(2018年製作の映画)
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【2024-80本目】



何というか、多分、描くべきところを端折っているからか物足りなさとか、伝えるべき点が上手く伝わってないように感じた。←でも、勝手にそう感じただけかも

伝えるべき点っていうと、何か言い方違うけど主人公の過酷さとか罪の意識って部分を言いたいのか、虐待されている環境とか子供のことを指摘したいのか、それとも、その両方なのか。

ごちゃ混ぜにしてる感があって、どうも理解に苦しむことが私は多かった。


構成とか話的には、そんな感じの感想だけど“虐待”という内容については、やはり目を逸せない部分。
むしろ、そこを鑑賞するために観てるのでね。私は今回。


大人は、いいよ。
上から物言えば、自分より小さいものは従ってくれるとばかり思ってるから。


子供と大人の人間関係とか付き合い方って、家族でも学校でも施設でも多分、難しいと思う。
今じゃ、大人は子供に何しても“犯罪”だの“悪いこと”だのと言われますからね。
子供に「可愛い」「好き」って言うだけでも、犯罪になるらしい。笑
いや、犯罪とまでは言い過ぎ?


でも、どんな大人でも子供と同じ目線に立ってあげて欲しい。
もう一度言うけど、大人は皆、上から物を言うから。
何か、大人代表みたいなこと言うてますけど全然そうじゃないです。

親が子供に恥じないような生き方を見せるのが、何よりも子供にとっての一番の教育。
子供は、親の背中を見て育つのだから。
でも、子供が親のどこを吸収してくかは知らん。笑