「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」
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「スーサイド・スクワッド」で人気キャラクターとなったハーレイ・クインを主役にして、キャシー・ヤン監督によって製作された2020年のアメリカ映画
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「スーサイド・スクワッド」で最高にイカれたカップルだったジョーカーとハーレイ・クイン。今回はその後のお話。まさかの破局したという設定。ジョーカーの彼女だから好き放題してきたハーレイ・クインが、どん底に落ちてもなおハーレイ・クインであろうとする物語
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相変わらず自由奔放なキャラクターのハーレイ・クイン。今回は主役なので全ての演出が彼女らしさを際立たせるためのもの。今回は超人のような仲間がいるわけではなく、似たような境遇の落ちぶれた女性たちと共闘する。監督も脚本家も女性、出演者も女性ばかりという、映画界は男の世界じゃないぞ！という作品。女性主体でヒット作を作る。これって素敵なこと。監督はアジア系の女性監督としては、聞いたことがない大抜擢。パラサイトもオスカー受賞したし、白人のものだった映画界が変化している気がする
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ハーレイ・クイン役のマーゴット・ロビーは、これ以上ないんじゃないかというぐらいのハマり役だし、本人も楽しんで演じているのが伝わってくる。これはまたハーレイ・クインが他の作品にも登場しそうな予感。他のキャストは地味めで、それがまた主役を引き立ててたけど、悪役ブラックマスクのユアン・マクレガーはさすがの経験値。昔は主役ばかりだったけど、悪役でも楽勝なんです。悪なのにメンタル弱めなブラックマスクはなかなか面白い敵役だった。ダークサイドに落ちたユアン・マクレガーも嫌いではない
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コロナウィルスのせいで新作映画は上映延期ばかりだし、製作も中断している。映画館も映画界もかなりやばい。騒動が収まってから製作すし始めたら、見れるのはいつになるやら。こういう時だからこそ映画を見たいんだけど、こればかりは仕方ないか。過去の名作でも見ながら平和な日々が帰ってくることを祈ります
