はぁー、題材面白いのにもったいない😭
ヲタク同志の幼なじみの恋模様の面白さを前半に描いたのなら、後半にはちゃんとそれを超える何かを見せてくれないと、え、ネタ見せだけの出オチ映画? と思ってしまう。
ミュージカルテイストにしたアイデアは悪くないけど面白みのあるナンバーがない。ミュージカル畑の高畑充希の歌唱力がオタク感とかけ離れているのは不思議な違和感。
メガネ真顔で彼女想いのゲーオタ男子の山崎賢人も一本調子で後半飽きてくる。
福田組の賀来賢人や佐藤二郎の小ネタはいいとしても、斎藤工と菜々緒の大人な2人が高畑充希と山崎賢人それぞれと絡むくだりも、それ長々とやる必要ある? という中盤からの展開の薄過ぎるもったいなさ。
その後クライマックスも盛り上がらない。原作は読んでないけど福田監督の脚本にひと捻り欲しかった。
でも、好きなモノは好きっていいよね。
好きなモノは好き。
好きなモノを好きだという人は素敵。
好きなモノを思い切り愛せれば人生楽しい。
好きな人の好きなモノを好きになれなくても別にいい。
心で「好きなモノは好き」という心は自由。
好きなモノは人にどう言われよう好き。
好きなモノは好きを貫けたら幸せ。
「人からどう思われるか」の超至近距離が恋愛だから2人はチグハグになる。それは分かるけどストロークが長過ぎる。
「好きなモノは好き」と「好きな人は好き」は根本は一緒😍
「人から(相手から)どう思われるか」を超えなかったらそれまでのこと😢
その点、この映画がなんかな~で終わったのは、
「好きなモノは好き」の爽快さから「好きな人は好き」の愛おしさに繋がる‘素敵テーマ’を持ちながら中途半端で終わってしまった映画だから。
「好きなモノを好き」でいる彼女(彼)を「好き」という台詞がありながら、最後までそこに辿り着いてない。尻切れトンボ映画でちょっと観客を甘く見過ぎ。
私は映画が好き。
私は家族が好き。
私は仲間が好き。
好きなモノが好きな自分も好き。
好きな映画を好きと言ってる人も好き✨