コーディー

ドーンウォールのコーディーのレビュー・感想・評価

ドーンウォール(2017年製作の映画)
3.7
900m超えの一枚岩エル・キャピタン。その最難関〝ドーンウォール〟に挑んだフリークライマー、トミー・コールドウェルの飽くなき夢への執念。難攻不落を崩す為に気の遠くなるような年月をルート開拓に費やしてきた彼の無謀な挑戦、その岩肌19日間の記録を重なる過去の災難を絡めて。

去年映画館で観た〝フリーソロ〟と違い命綱はあるけどパートナー、ケビンと共に更なる難ルートを己身一つで攻略する。何度も弾き返されては岩肌に張ったテントに戻り再び挑む。消耗していく中での重圧や焦り、相棒への想いなどを抱え登攀を目指す想像を絶する精神力ながら、それでも楽しそうだがらクレイジーw

しかもトミーは事故で左手の人差し指を切断している。にも関わらずホールドなんて無い岩肌に指を掛け踏ん張る。もう信じられないですw〝フリーソロ〟のアレックス・オノルドともパートナーとしてピッグウォールを登攀してるけど二人とも穏やかな人だな〜って印象でただ夢に魅せられている純粋さがカッコイイ!