じゅ

吸血コウモリのじゅのレビュー・感想・評価

吸血コウモリ(1945年製作の映画)
3.5
生き物ってのは姿形だの生態だのが様々で、それ故に数々の伝説のモチーフになってるよねと。
ヴァンパイアのモチーフは想像に容易いけど、実はまじでいるんですよと。それが本作で取り上げられる吸血コウモリ(ヨーロッパコウモリ)とのこと。

体長10cmで翼を広げると30cm、夜行性で立派な犬歯があって、飛ぶ以外にも前脚でのそのそ這うように移動もできて(ちょっと可愛らしいかも)、云々。
唾液に麻酔作用と凝血を阻止する作用があって、しれっとそれなりの量をちゅるちゅるできてしまうそう。「ヴァンパイアのキス」とか言ってモルモットをちゅるちゅるさせてたな。
ウィルスを媒介するから南米では随分厄介なことになったと。伝説上のヴァンパイアはそういうとこ参考にしてくれんでよかったっすね。

ひっでえツラで鼻をすんすんさせてやがるみたいなこと言われてたと思うけど、こうアップでまじまじと見せられるとなかなか愛嬌あるなと思います。
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