マリンドリア

グリーンブックのマリンドリアのネタバレレビュー・内容・結末

グリーンブック(2018年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

裕福な黒人ピアニストと貧乏な白人中年男性が、車で旅する話。最初は金だけで成り立ってた雇用関係だけど、徐々にお互いを信頼し合うようになり、ハッピーエンドになって良かった。
ドクに対する差別が種類多様で、胸糞悪いところはあった。店に居ただけで殴られたり、店にそもそも入れなかったり、グリーンブック(黒人専用ホテルの特集)があったり。衝撃的なのは黒人の夜間外出を警察が取り締まっていたこと。
トニーも最初は黒人に対しての差別意識があったけど、ドクの演奏を聞いたことや彼の仕事への向き合い方、考え方に触れて変わっていった。終盤には、そんなトニーと向き合えるようにドクも変わることができた。
ラストに、トニーの家にドクが来たのは、2人の旅に大きな力があったからだと感じた。

人種差別だけでなく、人との温かい関係性や家族にもフォーカスした映画。
事実に基づくのがとても素敵!