ずっと見たいと思いつつも、タイミングが合わずにスルーしていた本作。
今更ながら新文芸座にて鑑賞(初めて行ったのですが、スクリーンの大きさにびっくり)。
いや…これはちょっとビックリするレベルの大傑作なのでは…！
高い評判は聞いていましたが、まさかオールタイムベスト級の代物だったとは…！
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恐怖とは最高のエンターテイメントであり快楽。
それを証明するかのような作品。
前半一時間をかけて丁寧に下ごしらえをし、後半一時間に絶品フルコースをこれでもかと食わされる。
とにかく後半の爆発力がすごい(二つの意味で)。
静と動。
一瞬たりとも目を逸らすことができない完璧な画。
これが1977年の作品とは思えないような迫力、躍動感。
全ての行動が死に直結するようなヒリヒリがスクリーンを超えて肌に突き刺さる。
当然実写であり、ゆえの生々しい爆発。
今まで見た映画のなかでも最も迫力ある爆破シーンの連続でした。
どうやってこんなスゴいものを撮ることができたのか…。
思わず口があんぐり。
罪と罰。
観客は『人間が希望を失う』その瞬間を目の当たりにする。
『地獄、悪夢を疑似体験できてしまう映画ってやっぱり最高だ！』と確信できる作品でした。
