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ファントマの偽判事のmiのレビュー・感想・評価

ファントマの偽判事(1914年製作の映画)
4.2
もうなにもかもめちゃくちゃ。(褒め言葉)
冒頭いきなりなぜかファントマはデンマークの刑務所にぶち込まれてる。どういう設定?!
間に色々作られてたのかな?
悪事はいよいよ本能の赴くままにアジトを突き詰めたり、奥様の倫理観に訴えかける強請りへと変貌し、やりたい放題の極致へ。
バレバレの変装誰か突っ込んだれよ。

オチに関しては現代なら袋叩きに合いそうな強引さではあったが、ところどころカメラがパンしたり、教会の鐘の宙吊りは必見だし、「これはCM上の演出です」って注釈が入りそうな丸見えの安全装置には笑った。

超絶プリミティブ。
長い歴史を感じずにはいられなかった。


2019劇場鑑賞125本目
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