チユプキ田端にてLGBTを題材にした「ボクらのホームパーティー」とまとめて上映(今月末まで。2本セットでの上映で途中休憩なし)
[飲み屋で手話をしている若い男女。旅行に行かないか、と誘っているが女性は別れ話を切り出し、帰ってしまった…
彼女が今付き合って同棲してるのは同じろうあの女性だった。]
前橋が舞台
軽く翔んで埼玉っぽいシーンがある😄
同性愛だけではなく、身体は女性だが、心は男性で現在外見も男性として生活してる人、その逆で女性から男性になった人も出てきます(演技なのか実際にそうなのかは不明)
ろうあ者同士の会話は字幕にて
チユプキ田端で音声ガイドを聞きながらの観賞でしたが、解説というよりは台詞をそのまま感情込めて、でした(元々目の見えない人に対してのガイドだから、そうなるか)
実際に都内にあんなBARはあるのかしら?
連日両監督にゲストを交えての舞台挨拶。当日のゲストは宮崎大祐監督で、2作の監督は映画学校の同期で宮崎監督は彼らに映画史を教えていたとのこと
ヒロインの長井恵里さんは今、話題作に結構出ている
今井ミカ監督(ろうあ者で、挨拶時に手話通訳の人が入る)
「撮影時の2017年だと今以上に性的マイノリティに理解がなく、ろうあ者、性的マイノリティ、地方出身者のトリプルのマイノリティで永井さんをセレクト」
「聴者にも見てもらおうということで、音楽を入れた
担当者に音楽はお任せ
音楽がいいと言われてもその音楽が私にはわからないのが残念」
「ろうあ者と健常者では文化が違う。健常者は音で事態を察するが、ろうあ者は相手と目を合わせることから始める」
この後ネタバレ含む感想
限界集落でもなく、県庁所在地でも地方はマイノリティーという解釈は賛否両論だが、斬新だとは思った
ろうあの男子学生が同性の先輩に告白してから避けられて、登校拒否になったところにやってきた先生が人は異性を愛するものと説き、励ますつもりが実は生徒をズタボロにしてるのは見てて辛いわ😣しかもこの先生、全く悪意がないところがますます…
そりゃ人生に絶望して身を投げ出したくなる気持ちもわかるわ…
腑に落ちないのは
①母親が子供に対して二言目に「その子とヤッたのか?」って聞くか?そんな下品な親とは絶縁してしまえ(てなわけにはいかないだろうな)
②ラストシーン。渋谷スクランブル交差点から徒歩で行けるバーから二人は何処へ行ったのか?高層マンションが連なっているのが背景にあったから前橋に戻ってなく、かと言って渋谷界隈であんなところはないぞ