じゅんP

ジェニーの記憶のじゅんPのレビュー・感想・評価

ジェニーの記憶(2018年製作の映画)
3.8
《ドキュメンタリー作家のジェニファーのもとにかかってきた、一本の電話。
それはジェニファーが13歳の頃に書いた短編小説をたまたま見つけ、書かれた内容にひどく狼狽した母親からのものだった…》

自分を守るため、介入する思考と意思。

可視化されても尚、自らの補正により混濁し、彷徨う記憶と事実。
過去を覆うフィルターが徐々に剥がれゆく変遷には、向き合う過程の苦しさ、残酷さがはっきりと刻まれていた。

幼き日の自分との対話は、今の自分を救うのか…
自分を守るため、介入する思考と意思。
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