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ロケットマンのadeamのレビュー・感想・評価

ロケットマン(2019年製作の映画)
2.0
ポップミュージック史上最も成功したアーティストの1人エルトン・ジョンの半生を描く伝記ドラマ。
家庭環境に恵まれなかった少年が音楽の才能で成功をつかむ一方、愛する人々との関係に苦悩する物語です。
長いキャリアを全て詰め込まず、割と早い段階をストーリーの着地点にして2時間にまとめたのは英断で、それでも余す程の名曲を注ぎ込める層の厚さが贅沢でした。
ただそれでもダイジェスト感が強く、描かれるエピソードも両親との不和やレコード会社やマネージャーとの衝突といった紋切り型ゆえ余計にドラマが浅く感じられました。
やはりエルトンとその楽曲への思い入れありきな印象は否めず、その点であまり加点できませんでした。
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