雨丘もびり

ロケットマンの雨丘もびりのレビュー・感想・評価

ロケットマン(2019年製作の映画)
1.5
【エルトン偏差値が高くないと無理?】
ところどころ胸がキュッてなるんだけど
.....ちょっとよくわからなかった(+"+;)。
彼の曲をほぼ知らないし、劇中曲もあん
まり私には響かなくて、飽きてしまタヨ。
(ライオンキングの曲は好きなんだけど)
.
初心者の私でも、これは凄い!って驚く
圧倒的なライブシーンは欲しいって。
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エルトンがまぁまぁ勝手に歌いだすので
作詞家の友達との共同作業感とか、コラ
ボした時のマジックを感じられかった。
ミュージカルシーンの抽象描写も、あざ
とい...ってゆうかダサい(^^;)。
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本当に私小説的な曲だったのか、脚本に
あう曲を都合良く並べたのかもわからな
い...でもそれは『ボヘミアンラプソディ』
も同じよねぇ。。。
「もうやだ疲れた普通に生きたい」って
いう歌ばかりでしたけど、うーん。
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ロコツなデフォルメの毒母と無関心父を
100歩譲って真実だったとして、可哀想
ではあるけど、だからといって四六時中
ダミ声でギャーギャー怒ってるエルトン
を好きになれない...あんな奴ヤだわ。
歌がうまい+良い曲書くっていう以外に
人としての魅力がわからない映画でした。
っていうかあんまり歌声似てなくない?
.
...なんか、両親への抗議と自己内罰性で
ストーリーを固めすぎてる気がする。
人間、それだけじゃないと思うけどな。
巧く行ってない両親・息子の心情の揺れ
動きは、ネトフリドラマ『ダーマ―』の
きめ細やかさに震えた後だと浅く感じる。
.
・・・・んー、ごめん、残念です。
『Ray』は好きなんだけど。