このレビューはネタバレを含みます
主人公の女の子、ク･ジャユンが可愛い！
住宅や通路など閉所での近接アクションが多く、楽しかった。
ジャユンと因縁がある男の子キャラ(名前は無い)の、思い通りに行かないのが人生、みたいな台詞が好きだった。
産みの親のドクターペクは、彼ら/彼女らを、自分の作品と呼んで、怪物を手懐けるように扱うスタンスだった。同等の存在としては見ていない感じ。
ペクの作品の中でも特に優れていた個体が、自分に名前を与えてくれる存在(家族)すら自ら選んで、これからも、ク･ジャユンとして生きていくということ。
映画の視点が、ジャユンの内面には入っていかないから、この魔女はどうやって生きて死ぬのだろう？という気持ちにさせられる。ジャユンの姿は愛らしいからそこに共感しちゃうのもあって、自分の視線の意地悪さにも気づいてしまうね。
次作も楽しみ。
