Chop

刑務所サバイバル術のChopのレビュー・感想・評価

刑務所サバイバル術(2018年製作の映画)
4.5
アメリカの刑務所に纏わる様々な話し。
タイトルにシリアスさが足りん気がする。
ほんまシャレならん話し。🤮
こんな現実があるんやね。
((((;゚Д゚)))))))

利益目的に囚人がいるとしたら?
投獄されてる人数はLAとNYを足した人口以上で、刑務所は短大や大学よりも全然多く5000以上あり、世界一囚人のいる国。
9割以上が司法取引で有罪に。
長く多く囚人が儲かる銀行も投資する刑務所ビジネス。
誤認逮捕されたら、鑑識と法廷に書庫保存を請求しないと30日で破棄される可能性があるとか。
警察、検察の腐敗とか。
そんな国でブチ込まれた時のサバイバル術。

冤罪の人から罪を犯した人、被害者、警察も弁護士も冤罪支援プロジェクトの人も刑務所に関わる様々な人達のインタビューからなるドキュメント。
(おっ!ってなる大物ミュージシャンが多数出演+ナレーション。)

締め方も良し。
本当に深刻な罪を犯した人は罰として当然よね。というのも勿論ではあるけど、大事なのは罰する事より、サポートする事。
何処かの国は重犯罪が少なく、再犯率が異様に低いのを民放で観たことがある。
理由は出所後、仕事や生活含め、地域からのサポートが手厚いらしい。お金や人との付き合いを貧困にさせないと。
愛よね、愛。

【デトロイト】とか観る前に観るもんですね。
刑務所系や犯罪系の映画の見方が変わったと思う。
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