鹿shika

ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうたの鹿shikaのレビュー・感想・評価

3.4
シングルファーザーのフランクは、娘が医大進学を決めた頃を喜ぶ。しかし、娘の勉強中を邪魔して一緒に曲をレコーディング。そしてSpotifyにアップしてしまう。

ずっと見たかったやつ〜〜やっと見れた〜
個人がやってるレコード屋で働いてみたいとずっと思ってるから、とっても楽しかった。

でも個人でやってるし、ストリーミングサービスの影響で客足は減る一方。そして家賃も払えず経営困難に、、
だからこそ、今レコード屋に足を運ぶ人と出会って話したいな。

今作は、父ちゃんのキャラもいいけど、娘の性格が最高なのよ。
医学部に進学するにあたって、経営が困難な家庭の事情だったり、思春期だから父親のことを鬱陶しがるけど、
でも、やっぱり家族を第一に考えて、父ちゃんのわがままで歌ってあげて、かつ、自分の未来をしっかりと現実的に考えることができる。

歌を歌ってる時の彼女は、世界の誰よりも輝いていて、音楽を楽しんでいる。
そんな娘を愛する父親。
きっと、幼少期からこの構図は変わってないんだろうな。
いつになっても、父ちゃんは子どもらしくて、娘がしっかり。けど、お互いに愛し合っている。

たった2人きりの家族だけど、どの家庭よりも賑やかだね。
鹿shika

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