「エルンスト・ルビッチ傑作選 DVD-BOX2」に収録されていて、ルビッチ製作とクレジットされているが、ルビッチ監督として撮り始めたものの撮影開始後に倒れてしまったルビッチの代役がオットー・プレミンジャーであった。
オットー・プレミンジャー監督が代役を務めて監督クレジットとなった映画であるが、楽しさや「粋」な部分が不足している気がする。
この映画の舞台はロシア。
ロシア女帝周辺の人間模様を描いた映画。
女帝が権力をふるっていたが、そこに3日3晩馬に乗って馳せ参じたアレクセイなる若者に女帝が心動かされる。そして、どんどん昇進していく。
ただ、アレクセイには婚約者アンナが居て……
女帝、そしてアレクセイが、酒を呑み終わるとグラスを投げ捨てて割るのが印象的。