Seira

ベルリン、アイラブユーのSeiraのレビュー・感想・評価

ベルリン、アイラブユー(2018年製作の映画)
3.4
独特の暗さ寒さを持つ空までもグレーな街ベルリンで繰り広げられる10個の物語たちが紡がれている。
今回は繋がりがめっちゃスムーズ。
Saraと天使が真ん中にいて、彼らの周りを取り巻く(すれ違ったりするだけ)形で進む。

NYより全体的に纏まってて綺麗だった気がする。
昨日観て慣れたからかなあ?
全体的に作品それぞれにひとつまみのファンタジー加えられてたからかも。
あとあれだ!愛の種類がNYより多様だった!
いまちょーどネイルがベルリンの壁色(ほんとにその名前)でちょっと心弾んじゃった¨̮

日本は難民受け入れに消極的な国だから、どうしても難民問題移民問題って身近に感じることはなく、Keira Knightleyの出てたお話は解を示してるわけではないけど印象深かったなあ。
ただね、このお話となんか黒いバンに追われてたお話以外は正直Berlinじゃなくても…て感じはしたからその点はNYの圧勝。Berlinに対してのわたしのイメージが希薄なだけなんだろうけど。
BMWに恋しちゃうやつは、近い将来あり得るだろうな。
AI側が引き際分かってくれてるお陰でポップなHer。
わたしコインランドリー好きだから、そこを舞台にしてるってだけであのお話は好き!コインランドリーパーティしたい!
I forgive you Daddy♡てルージュの伝言のお話は、展開読める上にふつーに気持ち悪いと思った。

1つ作品が削られちゃったらしい。
映画とか芸術の世界にも政治が関わってきてしまうのはやはりかなり残念だなあ、、、
自由に表現するってとってもとっても難しいことなんだね。
言論の自由や人権は、先見性のない経済的利益によって犠牲とされてしまってる。

なんでich liebe dichじゃないんや!!!
Seira

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