みぜ

father カンボジアへ幸せを届けた ゴッちゃん神父の物語のみぜのレビュー・感想・評価

3.5
学生時代、カンボジアへ行ったことがある。

カンボジアの印象として1番に残っているのは、物売りをしている子や、孤児院、色々な小さな子どもと触れたが、どの子もみんな恐ろしいくらいに可愛かった。純度100%の笑顔をこちらに向けてくれる。

その当時、ポルポト政権が終わって、まだ10年位しか経っていなかったため、アンコールワットには弾痕や、それを隠すために雑に補修された跡が残っていた。

ごっちゃんは、ひょんなキッカケからカンボジアからの難民を受け入れることに。
そしてカンボジアへ小学校を建設。 

カトリックの牧師だから、自分自身は独身で子どもはいないが、難民たちを子どもとした。

自己犠牲の人なのかな、と見ていたが、
ラストシーンで、

自分の幸せだけを追い求めていると人は不幸を感じてしまう。
人の幸せのために自分から進んで損をすると、結果としては自分が幸せになる。

と言っていたのが非常に印象的。

うん、なんかわかる。
人のために動けた時って、なんか心が温かくなる。
みぜ

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