スプリングス

ライトハウスのスプリングスのネタバレレビュー・内容・結末

ライトハウス(2019年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

去年観た映画で一番
《映画館で観て良かった作品》です。


──人間は愚か。


どこかクトゥルフ系神話の雰囲気を感じさせる空気感、不条理さ。
人智を超えた、なす術の無い”なにか“が背後でうごめく感覚。


灯台がとどろく孤島、荒れ狂う天候のもと、悪夢のような上司と暮らす無限にも思える時間。その中であばき出される、言い訳のきかないドス黒いはらわた。
覆い隠していた“恥ずべきもの”が他者に知られ、土足で踏み込んでこられる地獄のような日々の末に、彼は何を見たのだろうか。


スパイダーマンでヤバい存在感を放っているウィレム・デフォーさんと、近々狂気に染まったバットマンを魅せてくれるロバート・パティンソンとのえげつねぇぶつかり合いが見れる今作。すこぶるおすすめです!!