だい

トンネルのだいのレビュー・感想・評価

トンネル(1933年製作の映画)
3.0
大西洋横断トンネルという世紀の大事業達成に燃える技師が、悪徳投資家の度重なる妨害に立ち向かいながら目標へ向かっていく。
という、後世にもよくあるタイプのストーリィ。
・私慾のために暗躍する敵勢力
・不満を募らせる家族
・仕事面では役に立たないけど、家族との仲を取り持ってくれる友人
という、このタイプの話の鉄板要素が既にコンプリート。火サス並みの安定感があります。
実際にトンネル掘削を行っている企業が撮影協力してるだけあって、工事のシーンも見応えアリ。

それにしても冒頭の記者たちの執念がすごい。
盗聴、盗撮、不法侵入お手のもの。それが記者の「努力」として評価された時代。
プライバシーもあったもんじゃないな。
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