チンハオの出ないロウイエ映画ってなんか久しぶり！
大好きコンリーと中島歩くん出てるから大満足
チェンカイコー的極彩色な美しさの時もいいけど、モノクロのコンリーはこれまた存在感が違う
ただそこに存在してるだけで映画になる人
話は内容も分かりづらく説明も少ないけども、一人一人の台詞に重きを置いてて、リアリティの追求よりスタイリッシュさの目立つロウイエ的スパイ映画
後半のアクションシーンには清順のような光と影を使ったかっこよさがあってすごく良かった
中島歩くんも、背の高さや出立ちも相まって雰囲気も存在感もあって良かった
オダジョはちょっと肩透かしな役笑
それぞれの思惑と、個人の感情や愛よりも国家を優先せねばならない各々の人間たちが絡み合ってずっと目が離せなかった
情報量が多くて追うのが大変やったけど、見応えがあった
マークチャオの役柄に全く魅力を感じなかったから、コンリーの演じる女優がどれだけ彼愛していても、なぜ彼に惹かれたのかわからなかった
でも総じてキャストも撮り方もかっこよかった
